11月16日〜20の日程で、アメリカの歴史と文化に彩られた風光明媚なボストン市で全米コミュニケーション学会(NCA)の2005年度年次大会が開催され、研究発表もかねて行ってきました。1914年に創立されたNCAはコミュニケーション学の分野の学会としてはもっとも古い歴史と大きな規模(会員数:約8,000名)を誇っており、「全米」と謳っていますが、会員や学会参加者はハワイを含むアメリカ国内はもとより、世界43カ国を代表するまさにグローバルな学会です。各種のテーマに沿って、4、000名以上の研究者が4日間でおよそ2,800のセッションで発表をするのです。 NCAではコミュニケーション学の広範な領域をそのまま表すかのように、現在37の研究部会(Division及びCommission)が活動しています。私が所属するのは異文化間コミュニケーション部会 (intercultural Communication Division)と対人コミュニケーション部会(Interpersonal Communication Division) です。 ただセッションに参加して関心分野が同じアメリカ人研究者の発表を聞くだけでも、大いに刺激になるものですが、自らの研究成果を発表し、フロアとの質疑応答やアメリカの大学研究者からのコメントが何よりもありがたいですね。コミュニケーションの研究者としては研究成果の発表の場として全米のトップクラスの研究者が一同に会するNCAは年に一度の大きなイベントで、運が良ければ普段は論文や著書を通してしか知ることのできない著名な学者をホテルのロビーでつかまえて直接言葉を交わすこともできます。また、かつて大学院でともに勉強した仲間との旧交を暖める機会でもあり、毎年楽しみにしています!